過去も今も未来も理想も

好きな人を好きなだけ応援したい。自分のペースで。

国民的「SMAP」


ナイーブなことに触れます。
ここからは自己責任でおねがいします。


キスマイのツアーが終わったので、さあそろそろ備忘録でも残そうかと思っていた矢先、考えてもいなかった(というより考えたくなかった)ニュースが飛び込んできた。

ジャニーズのグループでもその活動を長く、そして先頭を切ってやり続け、解散しないという安心感を作ってきてくれたグループの解散報道。ドラマでも、ドッキリでもなく、事務所からの薄い紙で報告されたとおりそれは事実であった。スポーツ紙にはまるで中身のない、自分たちの発言とは思えない、あたたかみのない言葉が並び、私の胸を締め付けた。苦しかった。過去には自分たちでも解散という際どい問題に幾度となく触れ、それでも笑い飛ばしてきた。「解散なんてしませんよ」と。ある時はメンバーが抜け、ある時はメンバーが結婚し、またあるときはメンバーの謹慎処分、他にもたくさんの辛いこと、苦しいことがあったにもかかわらず、5人は「SMAP」という職業、人生を続けてきた。

「メンバー数人からの解散したいという思い」があったと報じられた。それが誰かとか、なぜだとか言っても、それはジャニーズという私とはかけ離れた世界で起こっていることだからわからないし言及することもできないけれど、それでも辛かった。

以前27hTVで、SMAPとはなにか?を問われ、彼らは言葉は違えど皆なくてはならないものであるという旨の言葉を発していた。

2016/12/31。これが彼らの最後の日になると思うが、それまでに何かまた5人の言葉で伝えてほしい。個人的な話になるが、私は彼らに、言い訳でも、謝罪でも、解散の理由を詳しく話すことでもなく、今の自分たちにとってSMAPとはどんな存在であるのかを聞きたい。

どんなに自分の意志にそぐわないことがあったとしても、それを受け入れることしかできない状況もあるというのが事務所に所属するものの使命なのだろうか。SMAPがここまでの知名度、活躍、人気があるのも、彼らの努力もあるが、その前に事務所のお陰である。悔しいけれど。だから事務所に楯突くことはできないのかもしれない。私には到底理解のできない次元の話なのだけれど。

私は一応二階堂坦なので、もちろん仲良くさせて頂いていた後輩として気になるところもある。けれどそれよりも強く感じたことは、ジャニーズアイドルを応援していくということは、脆く儚い存在を、見返りもなく支えていくということ、その先にあるのが自分の理想だけではないということ。だからこそ、今を応援することしかできないということ。だから私は自分の気がすむまで二階堂くんや他のジャニーズアイドルを一生懸命追い続けたい。


国民的「SMAP」というジャンルを、日本だけでなく世界へ広げた5人に、まだどんな言葉を掛けていいのかわからないけれど、私は私なりに、最後の日までこの目で見続けます。

お目汚し失礼いたしました。