過去も今も未来も理想も

好きな人を好きなだけ応援したい。自分のペースで。

今更ながら「図書館戦争」を見ました。


毎日暑いです。クーラーつけっぱなしで寝て、朝気持ち悪くて起きることが多々あります。そうですこれがいわゆる電気代の無駄というやつです。



そんなことより!
先日やっと図書館戦争をレンタルして見まして。一言目に出た言葉が、「なめてた、、、」でした。



恥ずかしながら原作を読んでいないので、もし原作ファンの方がいたら的外れなことを言うかもしれませんが、ご容赦ください。

そしてネタバレもあると思いますのでまだご覧になられていない方は今すぐレンタルしに出掛けましょう!!!!





※役名があやふやなので演じた方のお名前をお借りしております。
 
  



○ストーリー

まずストーリーがとても良かったです。

今現在の日本では絶対にありえない「日本人対日本人」の戦い。図書館を、そして自由を守る人たちとそれを奪う人たち。

なーんてシリアス一直線、戦争っていうくらいだからSF物語なんだろうな、とおもったら、、、、


恋愛あり、友情あり、
さらには笑いもありですと?!?!?!?


てことです。

岡田くん榮倉奈々ちゃん福士くんの三角関係はもちろんですが、岡田くんと田中圭さんの完全に信頼し合い、許しあった友情、榮倉奈々ちゃんと栗山千明さんの言葉なしで通じる、固い絆の友情にも感動しました。

そして一番驚いたのは、クスッと笑ってしまうシーンが多かったこと。真面目なだけでは疲れてしまうような話でも、クスッと笑えるシーンがあるとそこで力が抜け、初めから終わりまで集中して見ることが出来ました。


○「本は本です」

私はこの言葉に心動かされ、涙が出ました。これは石坂浩二さん扮する仁科が言った言葉です。検閲のせいで全て燃やされた本たちの中で、唯一燃えず残った本を敵方に燃やされるというシーン。すごく心が痛かったです。しかし石坂さんはその本を奪おうと体を張った榮倉奈々ちゃんを引き戻します。そこで半ば怒りながら言うのです、「本は本です!」と。確かにその本は大事です。しかし本は本。一番大事なのは自分の命だと、身を持って教えてくれた瞬間ではないでしょうか。



岡田准一の横顔

この映画で一番かっこ良かったのは、今をときめく俳優となった福士くんでも、友のために命をかけて戦った田中圭さんでもなく、岡田准一さんの横顔です。横顔。

なぜ正面ではなく横顔なのかと言いますと、この映画では岡田くんの横顔がたくさん映されます。銃を構えた時の狙いをすませた横顔、榮倉奈々ちゃんを見つめる横顔、悲しげな横顔、思いつめた様子の横顔、、、岡田くんの横顔は本当に整っていて素敵です。そんな素敵な横顔にお金を払いたいくらいずっと見ていたくなりました。

そういえば私は自担の横顔も好きだから、もしかしたら横顔フェチなのかもしれない。




○タイムリーな話だった


私は大学で日本文学を専攻しているのですが、同時に司書免許の取得も目指しております。まあ目指すと言っても授業をすべて指定の単位数だけ受けて落とさなければ取れる資格なんですけど。その資格取得のために、前期に図書館概論という授業を受けていました。その中で偶然にも、「図書館の自由に関する宣言」が出てきました。この宣言が出されてから改定され、今に至るまでの歴史を学んでいたのです。だからこそ、この映画に入り込んで見ることができたのかもしれません。





将来は地元に戻り市役所へ就職しようと考えていますが、図書館司書も夢のひとつです。そんな私に、この「図書館戦争」は、完全なるフィクションですが、どこかリアリティのある、心にズシンとくる作品でした。


世間一般の感想がどうかはわかりませんが、私にとっては今までの人生においてかなり影響のある映画と言えるでしょう。




二階堂さんの誕生日前でしたが、それはまた後でじっくり書くことにしましょう。



それではおやすみなさい。にかまんじゅうでした。。。